30代経営者修行中ブログ

顧客、従業員、家族から必要とされる事業、そして自分が納得できる事業を創ることを目標としています。

大垣で出会ったおじいさん

 
 前も言いましたが、関東から、関西へと青春十八切符で帰りました。その際、大垣と米原の間で、一人のおじいさんに出会いました。
 ぼくが座っていると隣に、弱弱しいおじいさんが僕の隣に腰掛けました。僕はじっと本を読んでいたのですが、どうもそのおじいさんが足を気にして何かしているようでした。よく見てみると、どうも左の靴がうまく履けなくて、苦戦しているようでした。僕は少し戸惑ったのですが、しばらく見てても一向に埒があかないようだったので、手伝う事にしました。やってみると、おじいさんいわく、足が曲がっているそうで確かになかなか入りません。五分ほど二人で頑張ってどうにか履けました。
 そのおじいさんは医者に行くそうで、米原のひとつ前の駅で降りていきました。どうもありがとうと挨拶をくれ、弱弱しい足取りで、歩いてい く姿を見て、医者に行くのも大仕事やな〜と実感しました。たかが、靴をはくだけ、医者に行くだけでも体が弱ると大変なものなんだと実感しました。普通当たり前と思われてることも、人によっては当たり前ではないことが沢山あるとおもうけど、じっさいにみないと気づかないことがほとんどだと思います。大学生のうちにそういった様々な視点から物事を見れるような経験をしておきたいと思いました。