30代経営者修行中ブログ

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慰安婦問題について

 米国下院で二次大戦時に日本軍が若い女性を強制連行し、性奴隷にしたことについて日本政府に対して謝罪を求めるという内容の決議案が提出され、話題になっています。
 僕は、専門家ではありませんので真相についてはよくわかりません。ただこの手の議論についてよく思うのは、慰安婦を強制連行していたとしたら問題はあるが、慰安所があったことはなんら問題はないということです。慰安所があることは、もちろんほめられたことではありませんが、戦争を遂行する上で、戦場の住民等が軍兵に、強姦されることを防いだり、軍隊の間で性病が蔓延しないために必要な措置だと思います。
 このことについては、米軍が日本を占領していたときにも、GHQが慰安所を作るように日本に要請してきたことや、朝鮮戦争の際にも、米軍と韓国軍のために慰安所があったこと、また、ベトナム戦争のときに米軍が利用するため風俗がが発展し、現在でも世界最大の風俗街がタイにあることを考えればわかります。つまり、戦争において、慰安所を設置すること自体はよくあることだということです。
 以上のことから、今回の米下院での決議が慰安婦の存在自体が卑劣だというのなら、正当な批判とはいえないと思います。なぜなら、慰安所が設置されるのは戦争自体がもたらす不幸だからです。戦争とはそういうものなのです。ぜひ、強制連行があったのか、なかったのかということを問題として議論してほしいものです。