丸山敏夫、西晋一郎

　新しく始めたレストランのバイトに５０代半ばくらいのおじさん（Eさん）がいます。いつもにこやかで、新人の僕に対しても優しく接してくれる。また、お客さんに対しても誠実で、仕事に対して誇りを持っているのがよく伝わってきます。ほんと、こういう人を紳士というのかなと思わせる、素晴らしい人です。
　今日働いていると、Eさんから「職場の教養」という小冊子をもらいました。倫理研究所という社団法人が発行しているものです。どっかの宗教のやつやったらちょっと嫌やな〜と思っていたけど、仕事に関することを中心に日常的な教訓を誰にでも分かるように簡単に書いたもので、かなりまっとうなものでした（Eさんが薦めるくらいだから当然だが）。
　その倫理研究所について調べてみると、丸山敏夫さんという人が創立者のようで、本も何冊か書いているみたいでした。あと、丸山敏夫さんの師が西晋一郎といい、「東に西田あり、西に西あり」と言われ、西田幾多郎と並ぶほど有名な哲学者だったそうです。思想が、保守的だったため、現在ではあまり知られていないみたいですが、おそらくかなりおもしろい本を書いてるんじゃないかという気がします。
　とりあえず、amazonで手に入る本がありそうなので、また購入しようと思っています。

幸せになる法則を発見した人 丸山敏雄伝

　

人倫の道

幸せになる法則―正しく生きる人が幸福をつかむ