消費者理論 スルツキー分解 所得効果と代替効果
価格の変化による消費への影響は、所得効果と代替効果に分けることができる。
所得効果
価格の変化による実質所得の変化によって、消費に対して与える効果のこと。
代替効果
価格の変化そのものによる消費への影響のこと。
全部効果
所得効果と代替効果をあわせたものを全部効果という。
ギッフェン財
価格が減少したときに全部効果で見て消費量が減少する財のこと。
(1)ギッフェン財は通常、下級財である。
(2)代替効果と所得効果を比較すると、必ず所得効果のほうが大きくなる。
(3)ギッフェン財であるかどうかは、価格が変化した財のみ判断可能である。
具体例が豊富でわかりやすい。
- 作者: N.グレゴリーマンキュー,N.Gregory Mankiw,足立英之,小川英治,石川城太,地主敏樹
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