自助論
ほんとにいい本があったので、おすすめします。
興味を持った人は、読んでください。
サミュエル・スマイルズの「自助論」という本です。
ビクトリア朝時代の英国で書かれ、世界的ベストセラーになりました。
日本でも、当時すぐに翻訳され、福沢諭吉の「学問のすすめ」と並ぶ大ベストセラーで、当時100万部売り上げたといわれています。明治維新を志した、当時の若者にも大きな影響を与えたことが推察されます。
有名な「天は自ら助くる者を助く」という一節から始まる本書は、主にイギリスの偉人の人生を例にとって、「まともな道をまともに歩く」ことの大切さを訴えています。その事例の膨大さに「善く生きたい」と志す人ならば、誰もが勇気づけられるはずです。
竹内均の翻訳のものは値段も手ごろで良いと思います。ただ、全訳ではありません。
最近、斎藤孝によって翻訳されたものは全訳ですが、二冊分となっています。
タイトルは「みずから運命の扉を開く法則」と「富と品格をあわせ持つ成功法則」という少し、俗っぽい感じのものとなっています。
興味がある人はどうぞ。
- 作者: サミュエルスマイルズ,Samuel Smiles,竹内均
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2002/03/21
- メディア: 文庫
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