30代経営者修行中ブログ

顧客、従業員、家族から必要とされる事業、そして自分が納得できる事業を創ることを目標としています。

自助論

ほんとにいい本があったので、おすすめします。
興味を持った人は、読んでください。

サミュエル・スマイルズの「自助論」という本です。
ビクトリア朝時代の英国で書かれ、世界的ベストセラーになりました。
日本でも、当時すぐに翻訳され、福沢諭吉の「学問のすすめ」と並ぶ大ベストセラーで、当時100万部売り上げたといわれています。明治維新を志した、当時の若者にも大きな影響を与えたことが推察されます。

有名な「天は自ら助くる者を助く」という一節から始まる本書は、主にイギリスの偉人の人生を例にとって、「まともな道をまともに歩く」ことの大切さを訴えています。その事例の膨大さに「善く生きたい」と志す人ならば、誰もが勇気づけられるはずです。

竹内均の翻訳のものは値段も手ごろで良いと思います。ただ、全訳ではありません。

最近、斎藤孝によって翻訳されたものは全訳ですが、二冊分となっています。
タイトルは「みずから運命の扉を開く法則」と「富と品格をあわせ持つ成功法則」という少し、俗っぽい感じのものとなっています。

興味がある人はどうぞ。

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫